主要な通貨の1つ「ドル」について知る

hiu7878jo ・「ドル」という名称はいろいろな国の通貨で使用されている

ドルというと、アメリカのUSドルをはじめ、オーストラリアドルやカナダドルなどもありますが、一般的に「ドル」とだけいった場合にはUSドルを指していると考えて大丈夫でしょう。USドルは地球上でもっともパワーをもっている通貨だといっても過言ではありません。アメリカが大国だということもありますが、取引されている量が半端無く多いのです。

USドルの影響力の大きさは、直接ドルを他の国の通貨で買ったり、売ったりした場合のみではないという点もポイントです。確かに買われれば価値は上がり、売られれば価値が下がるという2国間での取引が為替相場変動の基本ではありますが、直接ペアとして取引されていない通貨が、お互いUSドルをはさんで因果関係を持つことになります。いってみれば、為替市場は「ドルが売られる(ドル以外の通貨が買われる)か、ドルが買われる(ドル以外の通貨が売られる)か」で成り立っているので、「ドル以外の通貨」が同じように上昇したり下降したりする現象は珍しいことではありません。

・Federal Reserve Bank=では、USドルの相場に影響する事柄を具体的にみていきましょう。Federal Reserve Bank=連邦準備銀行は、日本における日本銀行のような役目を果たしていますが、アメリカ国内に1つだけあるのではなく、12の連邦に1つずつ設置されています。日本銀行の地方銀行版とでもいえばいいでしょうか。

日本銀行が日本の金利をコントロールしているように、FRBもアメリカの金利をコントロールしています。金利操作を行っているのはアメリカの政策金利を決定する会合であるFederal Open Market Committee=連邦公開市場委員会です。FOMCは年に8回行なわれていて、景気の様子をもとに、今後金利や為替相場をどのような方向に持っていくかという決定がなされます。言い過ぎかもしれませんが、こういったアメリカの金融政策は、いわば公的なネタバレです。本来なら先は予想するしかないのが相場ですが、FOMCの決定は、計画通りに勧めるといっているようなものだからです。

金融政策や、そのベースとなる景気を示す雇用統計等のことをFXでは重要経済指標として注視し、取引に役立てています。当然発表直後では間に合わないこともあるので、事前から予測がたてられ、じわじわとマーケットのトラフィックは増していきますが、大方の予想が外れるような事態が起きると、一斉に売買が起きて混乱をみせることも多いです。

・通貨政策の変更=アメリカの政府は、例えば特定の国と貿易不均衡が起きている、奨励したい輸出産業がある、といった場合などに、為替相場を意図的にドル安政策やドル高政策をとることがあります。これは非常に相場に対して強い影響力を持っていて、過去にも急激にドル高やドル安が政府の通過政策発表とともに進んだというケースがいくつも見られます。

・FX海外取引におけるUSドルの立ち位置=取引量が多いことから、スプレッドが狭いのがUSドルを含む通貨ペアのメリットです。安定性もあるので、FX初めて向きともいえ、短期に売買を繰り返すデイトレーディンからポジション保持を中~長期に行うトレード方法まで、幅広く利用されています。